学園だより 第97号

宮古圏域障害者就労支援連絡会スタート・こんな支援も・・・

宮古圏域障害者就労支援連絡会スタート
 平成21年8月26日(水)に「宮古圏域障害者就労支援連絡会議」が開催されました。
 同会議は、「宮古圏域の障害のある方の仕事したい」という希望が一つでも多く実現できるよう圏域の各団体、関係者が集まり、意見交換等を行っていこうとするものです。
 ちなみに、参加団体といたしましては、我々みやこ福祉会が事務局となりながら「中小企業家同友会宮古支部」「宮古島商工会議所」「くこりもや」「青潮園」「さぽ〜と」「ふれあいの里」「あけぼの学園」「ふれあいプラザ宮古」「てぃだ(サシバ)」「宮古福祉保健所」「ハローワーク宮古」「宮古島市障がい福祉課」「多良間村住民福祉課」「宮古特別支援学校」の皆様にご協力いただいております。
 内容的には、就労支援連携の強化についてや受入企業等の開拓及び周知広報等に関することなど、今後の障害のある方の働く場所の確保や、仕事を継続していくための支援をどのように行っていくのかを、参加いただいている皆さんで検討し、実践していこうと考えております。
 第1回の同会議では、参加された皆様から、「今後何が必要なのか?」「なぜ障害者雇用がすすまないのか」「企業が雇用するためには何が必要なのか」などの様々な疑問や意見が出されました。
 今回出された疑問やご意見など今後就労支援に必要なことについて、具体的な方法の検討や実践を行っていきながら、さらに顕正していきます。
 障害のある方の「働きたい」という希望が、一つでも多く実現できるよう取り組んでまいりますので、皆様のご意見、ご協力をよろしくお願いいたします。
就労支援員:神里裕丈
選択
警備
パン
「現在就労している皆さんの主な業務は、洗濯、警備員、スーパー、パン関係等」

こんな支援も・・・いくら貯まったかな〜
いくら貯まったかな〜  みやこ学園では、社会体験学習の一環として工賃の一部を貯金することにより、社会参加への自覚項目を増やすことを目的に平成14年4月、分場アダナスでは、平成16年9月から金融機関のATMで本人による入金体験を行っております。スイスイとスムーズに行う人、職員の支援を必要とする人、様々ですが、最初の頃に比べたら、見守り・促すだけで行える方が増えたと思います。
 少しずつの積み重ね(お金と体験)で金銭感覚を身に付け、色々な夢を持つことができればと期待しています。
落ち着いた手つきでATMの音声も理解できる

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