学園だより 第95号

職員研修会・地域交流会

職員研修会
講師中の新井利昌社長 先月10日、埼玉県で障害者の就労に積極的に取り組んでいる埼玉福興(株)の新井利昌社長をお招きして、障害者との関わりについて、ご講話を頂き職員の資質の向上と福祉的ではなく、民間ベースでの障害者に対しての取り組みを勉強をしたく、学園の食堂にて、職員研修会を行いました。埼玉福興(株)は、平成8年に障害者の雇用創出を目的に設立され、当初医療器具や事務用品の部品組立を請け負っていましたが、不安定なメーカ下請けからの脱却を目指し、平成17年に土耕によるベビーリーフ生産を足がかりに農業への進出を果たされました。その後、富山県にて農業(水耕栽培)を通し障害者の就労実績のある野菜ランド立山(故・宇治稔社長)さんに触発され、障害者の手による、より安定した農業生産が可能な水耕栽培を、平成18年12月から開始されました。新井社長は会社の信念を「家族という形」「労働力の主力となって働く」をテーマに、「障害者がさまざまな形で社会的に自立できるような環境を創出し、障害者と共に人生を歩む環境とシステムを創造することが目的」とご説明され、水耕栽培(葉菜類)を中心に、日常生活に欠かせない農産物を大切に作る仕事を通じて、障害者と共に社会貢献できる職場づくりに励んでいきたいと話されました。私も昨年の9月に埼玉福興(株)を訪問する機会がありました。そこの生産現場では、新井社長がお話されておられたように、皆さん元気よく頑張っている姿は、とても頼もしく感じました。また、いろいろな作業に創意工夫をされ、随所にオリジナリティを発揮されていて感心させられました。 今回、このように企業として地域に根ざし地域と共に障害福祉に取り組んでいる埼玉福興(株)の新井利昌社長をお招きして、職員研修が出来たことは、職員一人一人が今後の障害者支援について大いに参考なったことと確信しております。講師の新井社長には、障害者就労支援や貴重な体験など、ご講話頂き、感謝致します。有り難う御座いました。

地域交流会
 去った7月19日(日)に地域交流会ということで、山中自治会の皆さん、親の会役員、みやこ学園職員とグランドゴルフをしました。天気にも恵まれ、大勢の方の参加もあり、また、珍プレーや好プレーも続出し、とても和やかにプレーを楽しみました。その後の慰労会では、カラオケをしたり、ビンゴゲームをしたりと、すごく盛り上がりました。参加してくださった皆さんありがとうございました。これからも地域の皆さんと協力し合い親睦を深めていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。。  
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全員集合!スタート式
ホールインワン数回?
リラックスタイムで懇親会

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